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クオール、イオン系の調剤薬局メディカル一光と資本業務提携

 調剤薬局大手のクオールは2月15日、同業の中堅でイオン系のメディカル一光と資本業務提携を結んだ。両社は3%を上限に株式を持ち合い、店舗の開発・運営に関するノウハウや従業員の採用・教育などの面で情報を共有する。

 クオールは医薬品・日用雑貨卸大手のメディパルホールディングスが株式の31.8%を保有数する筆頭株主で、三菱商事も20.0%の株式を持つ第2位株主となっている。一方、メディカル一光は筆頭株主のイオンが株式の25.0%を保有する。クオールの売上高は490億円(2009年3月期)、メディカル一光は160億円(09年2月期)となっている。クオールは関東中心、メディカル一光は関西中心の店舗展開であることから、両社は地域補完性がある。

 クオールとメディパルHDは1月29日にイオン系ドラッグストアのグローウェルホールディングスと業務提携を結んでおり、今回の資本業務提携でイオングループとの関係がより深まることになる。