【西友】新CEOにデイカス氏が就任、野田氏は退任
米ウォルマート・ストアーズ傘下の西友は6月20日、同日付で最高執行責任者(COO)のスティーブ・デイカス氏(50歳)が最高経営責任者(CEO)に昇格したと発表した。CEOだった野田亨氏は退任した。デイカス氏は西友の持ち株会社であるウォルマート・ジャパン・ホールディングスのCEOも兼務する。
デイカス氏はスナック菓子やペットフードで知られる米マースの日本法人社長やファーストリテイリングの海外事業担当などを経て、2007年に米ウォルマート入社。10年4月から西友のCOOに就いた。
一方、野田氏は三菱商事出身で、ベネッセホールディングス傘下の英会話学校ベルリッツ・インターナショナル社長を経て、07年西友COO、10年にCEOとなった。野田氏はM&Aなどによる事業拡大に意欲を示していたが、突然の退任となった。