今夏の電力不足、中部以西でも節電対策広がる、ユニー、イズミヤなど

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 今夏の電力不足が東北電力、東京電力管内以外にも広がりそうなことから、中部以西のスーパーでも節電対策の取り組みを強化している。

 ユニー(愛知県稲沢市)は中部電力と北陸電力管内の店舗(計167店)について7月1日~9月30日まで昨年比で電力使用量10%削減を目標に節電対策を行う。空調の設定温度を引き上げたり、天井照明の一部を消灯したりするほか、ビールやペットボトルなど飲料の冷蔵ケースの温度を5℃から10℃に変更する。

 また、福島・栃木・埼玉県など東北電力および東京電力管内の43店舗については15%の節電を目標とする。

 一方、イズミヤ(大阪市)も関西電力から節電の協力を要請されたことを受け、7月1日から全87店舗で15%減を目標に節電を強化する。売り場の照明を25%カットするほか、自動販売機の照明を消すなどの対策を取る。

 今後、同様の動きは中部地方や関西地方の他のスーパーにも広がりそうだ。

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