【イオンモール】3-11月期の営業利益は横ばい、営業収益は9%増

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 イオンモールが発表した2009年3-11月期の連結業績は、イオンモール秋田など運営する4つのショッピングセンター(SC)を改装、イオンモールむさし村山ミュー(東京都)とイオンモール名取エアリ(宮城県)で核店舗だった三越が撤退したスペースを専門店ゾーンとしてリニューアルオープンするなどした結果、既存SCの来店客数は1.2%増の伸びを示した。だが、既存店ベースの不動産賃貸収入は0.9%減とわずかながら前年同期を下回った。モゾワンダーシティ(愛知県)、イオンモール広島祇園(広島県)などの新規SCの不動産賃貸収入を加えた営業収益は1019億円で前年同期比9.2%増となった。改装工事に伴う営業機会ロスや改装コストの増加などがあり、営業利益は0.1%増と前年同期比横ばいの253億円だった。

 今後の出店については、2010年春にイオンモール新瑞橋(仮称、愛知県)、イオンモール大和郡山(同、奈良県)を開業する予定で、11年以降も計画通り新規SCのオープンを進めていく。また、他社が保有する物件のテナントリーシングや運営・管理を請け負うPM(プロパティ・マネジメント)事業として、7月にぺルチ土浦(茨城県)をオープン。同店は、JR東日本から土浦駅ビルの全館リニューアルを受託したもの。11月には京都駅前で清水建設が建設中の大型商業施設のPM業務も受託、10年春にオープンの予定だ。

 イオンモールが運営するSC数は11月末現在で国内52、中国1の計53となっている。

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