11年2月期業績予想、ユニーの営業益は22億円上ぶれ、イズミヤも約6億円
ユニーとイズミヤは3月22日、2011年2月期連結業績予想の上方修正を発表した。
ユニーの営業利益は従来予想を22億円上回る348億円(前期比65.0%増)、イズミヤは同じく5億9000万円増の37億9000万円(74.7%増)となりそうだ。
ユニーは通期の既存店売上高が前期比0.9%減と従来予想を0.1ポイント上回る見込みのほか、粗利益率が前期から0.5ポイント改善して23.9%となることなどが増益の要因。
イズミヤはカード子会社の収益改善が連結業績を押し上げる。イズミヤ単体では昨年9月以降の累計で既存店売上高がほぼ前年並みで推移するなど営業収益(売上高と不動産収入などの合計)は従来予想を26億円ほど上回りそうだが、営業利益については従来予想より1億5000万円少ない18億5000万円(前期比約2.8倍)にとどまった模様。