ドラッグ大手2社、上期増収増益のマツキヨとサンドラッグ
マツモトキヨシホールディングスの2014年3月期第2四半期決算は、売上高2381億万円(前年同期比4.6%増)、営業利益94億9400万円(12.5%増)となった。
期中にグループ全体で54店(フランチャイズ2店を含む)を出店し、59店の改装を実施、スクラップ&ビルドを含め将来業績への貢献が見込めない30店を閉鎖した。グループ全体の期末店舗数は1414店舗。同社は小商圏化する市場への対応として、全国を7つのエリアに分けたグループ再編を実施し、エリアドミナント戦略を進めている。
通期は、売上高4700億円(3.0%増)、営業利益200億円(1.6%増)、経常利益220億円(1.5%増)、当期利益125億円(10.9%増)を見込む。
サンドラッグの2014年3月期第2四半期決算は、売上高2173億円(8.8%増)、営業利益136億円(13.8%増)となった。ドラッグストア事業の売上高は1652億円(7.0%増)、営業利益113億円(9.3%増)。日焼け止めなどの季節関連商材が好調に推移した。
22店を新規出店し、1店のスクラップ&ビルドを実施したほか、11店を改装し8店を閉店した。期末店舗数は、ドラッグストア事業734店舗、ディスカウントストア事業181店舗の合計915店舗。
通期は、売上高4395億円(7.9%増)、営業利益271億円(9.6%増)、経常利益277億円(9.7%増)、当期利益165億円(10.3%増)の見通し。