JR東日本、10月から鉄道利用でもポイント付与、キャッシュレス決済の還元率もアップ
東日本旅客鉄道(JR東日本)は10月1日から、鉄道の利用でもポイントが貯まるサービスを始める。電子マネー「Suica(スイカ)」をJR東日本グループのポイントサービス「JREポイント」に登録すると、スイカを使ってJR東日本の在来線に乗るたびにポイントが貯まるようになる。
スマートフォン用のモバイルスイカで乗車した場合は運賃の2%、カードタイプのスイカの場合は0.5%をポイントとして還元する。2021年春からは、貯まったポイントでJR東日本の新幹線や在来線特急にも乗車できるようにする。
また、10月から来年6月末まで、駅ビルや駅ナカのJREポイント加盟店でスイカやJREカードを使ってキャッシュレス決済した場合、ポイント還元率をアップするキャンペーンを行う。例えば、スイカで支払った場合の還元率は通常、0.5〜1%だが、同期間中は2%に引き上げる。これは、経済産業省が採択する「キャッシュレス・消費者還元事業」とは別で行うため、キャンペーン対象店舗のうち経産省事業の対象となっている店舗では、双方のサービスでJREポイントが貯まる。