アオキスーパー

　アオキスーパーは、1941年の創業以来の無借金経営による健全な経営基盤をもとに、愛知県西部を中心に52店舗を展開する食品スーパーマーケットチェーン。愛知県内のみでの店舗展開、PB（プライベートブランド）商品は扱わずNB（ナショナルブランド）のみを“お値打ち”価格で提供、情報共有とデータベース化による効率のよい経営、業界内でトップクラスの坪あたりの売上高などを特徴としている。

　コロナ禍で浸透した「新しい生活様式」に対応する取り組みに注力。22年夏から公式アプリをリリースし、電子マネー機能付ポイントカードも発行、コード決済の導入店舗も拡大させている。23年11月からはONIGOの即時配達サービス「クイック(Ｑ)コマース」をスタート。24年8月現在、名古屋市を中心に100万世帯（約200万人）での利用が可能になっている。また、一部店舗では、Wolt Japanが展開するデリバリーサービス「Wolt(ウォルト)」を導入している。

　24年5月、「競争激化、DX推進、店舗活性化への対応に集中するため」、経営陣による自社買収（MBO）を実施、株式上場を廃止した。