【外食売上高】4月は1.8%増、20ヵ月連続のプラス

2018/05/30 15:20
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 日本フードサービス協会が発表した4月の外食売上高(全店ベース)は、前年同月比1.8%増となり、20ヵ月連続で前年実績を上回った。花見需要のピークが3月に早まったことなどから、4月の客数は0.9%減となったが、メニュー価格の引き上げの動きや高単価商品の好調などにより、客単価が2.7%増えた。

 

 主な業態別の売上高は、ファーストフードが2.1%増、ファミリーレストランが1.7%増、ディナーレストランが4.0%増、喫茶が3.2%増だったが、パブ/居酒屋は3.3%減と苦戦した。

 

 大手チェーンの既存店売上高は、ゼンショーホールディングス傘下の牛丼店「すき家」が前年同月比1.2%増、トリドールホールディングスのセルフうどん店「丸亀製麺」が3.3%増と堅調。一方で、ファミリーレストランのすかいらーくは0.4%減、サイゼリヤは1.1%減と振るわなかった。モスフードサービスの「モスバーガー」も4.0%減と3ヵ月連続で前年割れとなった。

 

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