米コカ・コーラ、20年決算はコロナ禍で苦戦 21年は回復予想

ロイター
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米飲料大手コカ・コーラが10日に発表した2020年第4・四半期決算(12月31日まで)は、大胆なコスト削減策の効果で1株利益が市場予想を上回った。パリ近郊で2018年2月撮影(2021年 ロイター/Regis Duvignau)

[10日 ロイター] – 米飲料大手コカ・コーラが10日に発表した2020年第4・四半期決算(12月31日まで)は、大胆なコスト削減策の効果で1株利益が市場予想を上回った。20年通年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたものの、21年は本源的売上高が増加に転じるとの見通しを示した。

第4・四半期の純売上高は5%減の86億ドルと、リフィニティブがまとめた予想の86億3000万ドルに届かなかった。ただ、1株当り利益は0.47ドルと、予想を0.05ドル上回った。

20年通年のオーガニックレベニュー(買収・売却や為替相場などの影響を除いた本源的売上高)は9%減。新型コロナ感染拡大抑制措置でレストランや映画館などが営業停止となり、スポーツイベントなどが中止されたことが響いた。

21年通年は調整後の利益の伸びが1桁台後半から2桁台前半になると予想。オーガニックレベニューの伸びは1桁台後半になるとの見方を示した。

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