米タペストリー、四半期利益が予想上回る 中国で需要回復
[4日 ロイター] – 米高級ブランドのタペストリー(旧コーチ)が4日発表した第2・四半期(2020年12月26日まで)決算は、利益が予想を上回った。中国の需要増と年末商戦での割引縮小が要因。
昨年後半に新型コロナウイルス流行による規制が緩和された中国で客足が戻ったことで、アジア市場の売上高が30%以上増加した。
粗利益率は3%上昇した。
店舗閉鎖や生産制限の影響で純売上高は約7%減の16億9000万ドルとなったが、市場予想の16億3000万ドルを上回った。
純利益は4%超増の3億1100万ドル(1株当たり1.11ドル)。リフィニティブのアナリスト予想は同1.01ドル。特殊要因を除く1株利益は1.15ドルだった。
タペストリーは通期売上高について、1桁台後半から10%前後の増加になると予想。アナリストは6.9%増加と予想している。