エムスリー、20年4―12月営業利益は57%増の424億円 通期予想は非開示
[東京 29日 ロイター] – エムスリーは29日、2020年4―12月の連結営業利益が前年比57.7%増の424億円だったと発表した。2021年3月期の連結業績予想については引き続き開示を見送った。新型コロナウイルスの影響で合理的に算定することが困難なためだとしている。
20年4―12月の連結売上高は前年比28.5%増の1237億円、純利益は同61.0%増の267億円だった。
新型コロナの感染拡大を受け、医療従事者向けのサイト事業が堅調に推移したほか、医療機関の運営サポートサービスも好調だった。オンラインサービスの需要が拡大したことで、海外で展開している医療従事者向けサイトの運営も堅調に推移したという。
IBESがまとめたアナリスト16人のコンセンサス予想では、21年3月期通期の連結営業利益予想の平均値は517億円。