JR東、エキナカコンビニで有機ELを使ったデジタルサイネージの実験

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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JR東のエキナカコンビニで有機ELを使ったデジタルサイネージ
高画質・広視野角などの特徴を生かして広告や販促に活用する

 JR東日本リテールネットと有機ELディスプレイ製造・販売のJOLED(ジェイオーレッド、東京都千代田区)は、エキナカコンビニの「NewDays(ニューデイズ)」で、有機ELディスプレイを使ったデジタルサイネージ(電子看板)の活用実験を始めた。

 屋内に設置されるデジタルサイネージは現在、主に液晶ディスプレイが使われているが、有機ELディスプレイの特徴である高画質、色の再現性の高さ、広い視野角、薄さと軽さなどを生かすことで、商品広告をより鮮やかに映し出したり、販促情報をどの確度からでも見やすく表示したりすることができる。また、液晶ディスプレイに比べて、設置スペースの制約を減らすなどの効果を期待できる。

 実験は11月1日から来年1月末まで、JRの市ヶ谷駅(東京都千代田区)、千駄ヶ谷駅(同渋谷区)、西荻窪駅(同杉並区)のニューデイズ3店舗で行う。店舗入口、飲料・酒類陳列棚の上部、レジ後ろの壁面などに有機ELディスプレイのデジタルサイネージを設置し、製品PRやキャンペーン情報、広告動画などのコンテンツを流す。

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