サンドラッグ、21年3月期は9%の営業減益予想、新型コロナが通期で影響
ドラッグストア大手のサンドラッグは5月16日、2021年3月期の連結営業利益が前期比9.0%減の333億円になりそうだと発表した。新型コロナウイルスの影響が通期で継続すると仮定した。
売上高は1.4%増の6266億円を予想する。今期はグループ合計で70店舗の新規出店を計画しており、新店効果などで増収を確保する。
ドラッグストア大手では、マツモトキヨシホールディングス(HD)も21年3月期の減益を見込んでいる。マツキヨHDは新型コロナの影響が9月末まで継続すると仮定した予想だが、通期の売上高は3.5%減の5700億円、営業利益は18.8%減の305億円を見込む。
なお、サンドラッグの20年3月期の連結業績は、売上高が5.1%増の6177億円、営業利益が3.9%増の366億円、純利益は1.0%減の236億円だった。