アークランズ、第1四半期は増収も2ケタの営業・経常減益

アークランズ(新潟県)が7月1日に発表した2026年2月期第1四半期決算(連結2025年3月1日~5月31日)は、売上高が前年同期比2.5%増の815億2,600万円、営業利益が14.7%減の42億1,400万円、経常利益が13.6%減の43億800万円で、増収も2ケタの営業・経常減益となった。
ホームセンターを主力とする小売事業では、第1四半期の売上高が1.6%増の658億2,100万円、営業利益は10.6%減の18億7,000万円となり、増収・営業減益のスタートとなった。
品目別では、家庭用品、ペットが堅調に推移した一方、カー・レジャー用品が苦戦。2024年7月1日を効力発生日として行ったフレッシュハウスの完全子会社化の影響で、リフォームサービスの売上高は65.5%増と大きく伸長した。
小売事業では、品揃えの統一化やPB売上構成比の拡大で、売上総利益率は0.8ポイントほど改善したが、宣伝広告のデジタルシフト、物流の効率化などによって一定の効果はみられたものの、2店舗(ホームセンタームサシ新発田店、スーパービバホーム茨木目垣店)の新規出店コスト、人件費単価、水道光熱費が重荷となり販管費が増加し、営業減益を喫した。
なお、主力のとんかつ専門店「かつや」を展開する外食事業の売上高は9.7%増の147億5,400万円と伸長したが、営業利益は24.2%減の13億900万円に圧縮された。
2026年2月期の連結業績については、売上高で6.1%増の3,350億円、営業利益で18.9%増の193億円、経常利益で0.9%減の190億円を見通した。





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