富士薬品、さいたま市と災害時医薬品供給協定を締結
配置薬販売やドラッグセイムス、調剤薬局を展開する富士薬品(埼玉県)は12月20日、埼玉県さいたま市と「災害時における医薬品等の供給に関する協定」を締結した。
この協定に基づき、災害発生時には、さいたま市の要請を受け、消毒液、絆創膏、胃腸薬などの医薬品や衛生用品を供給する。
富士薬品は、配置薬販売やドラッグストア運営、医薬品の研究開発・製造を通じ、地域社会に寄り添ったサービスを提供している。また、地方自治体との連携を強化し、住民の健康支援や防災対策に積極的に取り組んでいる。
こうした活動の一環として、同社は今年、さいたま市と複数の協定を締結。10月には「気候変動適応法に基づく指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)に関する協定」、11月には「要支援世帯の早期把握のための対策事業の協力に関する協定」と「感染症対策普及啓発における連携協定」を結び、地域住民の安全と健康を支える協力関係を拡大している。
同社はこれらの協定を通じて、さいたま市の安全と安心な生活の実現に貢献することを目指していくという。