ファミリーマート、台湾ファミマ700店舗で「コンビニエンスウェア」販売開始
ファミリーマート(東京都)の台湾エリアフランチャイザーである全家便利商店股份有限公司(台湾ファミリーマート)は、11月13日より、オリジナルアパレルブランド「コンビニエンスウェア」を台湾国内の約700店舗で販売を開始した。これにより、同ブランドは初の海外進出を果たすこととなる。
「コンビニエンスウェア」は、デザイナーの落合宏理氏との共同開発で2021年に誕生し、「いい素材、いい技術、いいデザイン」をコンセプトに、上質で快適な日常着として高い支持を得ている。2023年度には日本国内での売上が100億円を超え、コンビニエンスストアでのアパレル販売という新たな文化を築き上げてきた。
台湾市場では、日本で人気のラインソックスやカラーソックスなど10種類以上の商品が展開されるほか、今治タオルハンカチや、保温機能が改良されたインナー「REHEAT(リヒート)」なども取り扱う。台湾ファミリーマートは1988年に設立され、2024年9月末時点で4200店舗を超え、台湾は同社の海外展開地域で最多店舗数を誇る市場となっている。
ファミリーマートは今後、台湾市場向けに日常使いできるアパレル商品を通じて新しい購買スタイルを提案し、さらなる成長を目指すとしている。