アークランズ、上期は2ケタ増益で回復の兆し

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アークランズのロゴ
(画像はプレスリリースより)

 アークランズ(新潟県)が10月4日に発表した2025年2月期第2四半期決算(連結2024年3月1日~8月31日)は、売上高が前年同期比0.6%増の1,591億円、営業利益が14.7%増の101億円、経常利益は12.7%増の101億円となり、2ケタの増益となった。

 外食事業を除いた住関連事業(アークランズ)の売上高は0.8%減の1,325億円。売上総利益は1.6%増の465億円となり、売上総利益率は0.8ポイント改善して35.1%までアップした。また、営業収入が1.9%増となったことから、営業総利益は1.6%増の537億円を計上。販管費が0.5%増の467億円に止まったことで、営業利益は9.6%増の70億円に膨らんだ。

 上期は、専門店4店舗を出店し、大型のスーパーセンタームサシ長岡店を移転増床オープン。商品では、日用消耗品、暑さ対策・防災用品が好調に推移する一方、リフォームや園芸が苦戦したことで減収を余儀なくされた。

 売上総利益率の改善については、前年下期の価格改定が奏功。また、販管費は、主に新規出店に伴いコスト増となったものの、販促・物流コストを抑制したことで、営業増益・経常増益につなげた。

 なお、2025年2月期の連結業績については、売上高で1.4%増の3,150億円、営業利益で14.8%増の185億円、経常利益で14.5%増の190億円を見込んでいる。

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