6月主要HC売上高動向、曜日回りの影響で客足伸びるHCも

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ビバホーム内観
前月と比較して、業績が上向いたHCが続いた

 主要ホームセンターの2024年6月の月次業績が出揃った。前月と比較して、業績が上向いたHCが続いた。曜日回りによる影響で、土日が昨年同月より2日多かったことが影響した。

 コーナン商事によると、既存店客数において41か月ぶりに前年を上回り、曜日回りによる売上高増減への影響は+2.22%だった。また、梅雨入りが遅れた影響もあり、扇風機やエアコン、冷感ウエアなどの夏物商品が売上を牽引した。

 コメリは、夏物商品以外に、大袋肥料・農薬・刈払機等の農家向け資材や、機械釘・セメント等の建設事業者向けの販売も引き続き堅調に推移したとしている。

 なお、DCMホールディングスの全店ベースの売上高は、2023年12月の売上高から、吸収合併したケーヨーの売上を含めている。ハンズマンは23年10月に「松原店」をオープンしており、同店の売上高が全店ベースでの売上増に貢献している。

主要HCの6月の売上増減(速報値)(単位%)

社名/業態 既存店 全店
売上高 客数 客単価 売上高
コメリグループ計 3.7 ▲ 1.0 4.7 4.7
PW 5.3 1.1 4.2 7.1
PRO 13.6 7.1 6.1 33.6
H&G 2.5 ▲ 1.8 4.4 2.9
DCMホールディングス 2.5 ▲ 1.5 4.1 26.5
コーナン商事(連結) 3.7 1.3 2.7 6.2
アークランズ(専門店含む) ▲ 1.8 ▲ 3.1 1.4 ▲ 1.9
ナフコ ▲ 3.1 3.1 ▲ 6.1 ▲ 3.1
アレンザホールディングス 4.2 1.9 2.2 7.1
内HC事業 4.4 1.9 2.4 7.4
ジョイフル本田 2.2 ▲ 2.6 4.9 2.4
ジュンテンドー(HC店舗) 1.8 ▲ 1.7 3.5 1.4
ハンズマン ▲ 0.5 ▲ 1.0 0.5 14.7
イオン九州(HC業態) ▲ 0.7 ▲ 2.2

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