大企業景況感、3期連続プラス=自動車改善続く―10~12月期
財務省と内閣府が11日発表した10~12月期の法人企業景気予測調査によると、大企業全産業の景況判断指数はプラス4.8となった。プラスは3四半期連続。製造業は自動車関連業種の景況感の改善が続き、2期連続でプラスだった。
大企業の内訳は、製造業がプラス5.7、非製造業がプラス4.4。中堅企業全産業はプラス6.8、中小企業全産業はマイナス3.7だった。
大企業全産業の先行きは2024年1~3月期がプラス3.2、同4~6月期がプラス1.5と、プラス幅の縮小を見込んでいる。
景況判断指数は、自社の景況が直前の3カ月間に比べて「上昇」と回答した企業の割合から「下降」と答えた割合を引いた数値。調査時点は11月15日。