日本人の人口が51万人減、出生数は初の90万人割れ、19年推計

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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渋谷のスクランブル交差点
出生数が死亡数を下回る自然減が50万人を超えるのは初めてで、人口の減少が加速している。写真は渋谷のスクランブル交差点で10月撮影(2019年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

 厚生労働省が発表した2019年の人口動態統計の年間推計で、日本人の人口は51万2000人の自然減となった。出生数が死亡数を下回る自然減が50万人を超えるのは初めてで、人口の減少が加速している。

 出生数は86万4000人と初めての90万人割れとなった。18年の確定数に比べて5万4000人減った。一方、死亡数は137万6000人で前年より1万4000人増加した。

 そのほか、婚姻件数は58万3000組で、前年比3000組の減少。離婚件数は2000組増の21万組となった。

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