ホットコーヒーに紙製のふた=プラ削減で実証実験―ローソン
ローソンは19日、カウンターで入れたてを提供する「マチカフェ」のホットコーヒーSサイズで、紙製のふたを導入する実証実験を20日に始めると発表した。プラスチック削減が狙い。実験で効果などを検証して全国での導入を目指す。実現すれば、年間約127トンのプラスチック削減につながるという。
東京都豊島区の実験型店舗「グリーンローソン」で試験的に導入する。紙製のふたでも、耐水性の確保に必要なラミネート加工でプラスチックを1杯当たり0.3グラム使うが、使用量は従来品(2.1グラム)から大幅に減る。他のサイズでも導入したい考えだ。
マチカフェでは2019年以降、アイスコーヒーのカップを紙製に変更するなどして、プラスチックの使用量を年間約2165トン削減した実績がある。