【ラオックス】婦人靴卸のオギツを子会社化
免税店大手のラオックスは、婦人靴卸のオギツ（東京都台東区）を子会社化する。10月6日に同社の発行済み株式の95％（議決権ベース）を取得する予定。取得額は非公表。
オギツは「ing（イング）」「Pitti（ピッティ）」などのオリジナルブランドを持つほか、有名ブランドのライセンスを多数保有している。オギツのグループ会社でシステム管理の恒和総業（同）も買収する。オギツの2016年12月期の売上高は80億円、営業損益は8億円の赤字だった。
ラオックスは、15年に婦人靴卸のモード・エ・ジャコモ、16年に同じくシンエイを子会社化、婦人靴製造の新興製靴工業の事業を取得するなど、婦人靴事業を強化している。訪日外国人の間で、日本製の衣料品や靴、服飾雑貨の人気が高まっていることが背景にある。
