【米ウォルマート】Eコマースでグーグルと提携、音声ショッピングも
米ウォルマート・ストアーズと米グーグルは８月23日、Eコマース（インターネット通販）で提携することを明らかにした。
グーグルのEコマースサイト「グーグル・エクスプレス」に９月下旬からウォルマートが商品を出品する。グーグル・エクスプレスは小売業との提携により実施しているサービスで、コストコやターゲット、ウォグリーンなどが商品を出品している。
グーグル・エクスプレスは年会費95ドルを支払うと配送料が無料となるサービスだったが、同日付けで年会費を廃止。提携先の小売業によって異なるが、一定金額以上を注文することで配送料を無料にする。商品は注文してから１?３日で届く。
また、グーグルの対話型人工知能（AI）「グーグル・アシスタント」で、ウォルマートの商品を注文できる音声ショッピングも９月下旬から始める。グーグル・エクスプレスのウェブサイトや携帯アプリを通じてグーグル・アシスタントに話しかけるだけで、商品を注文できるようになる。
ウォルマートは過去に購入した商品を簡単に再注文できるサービス「イージー・リオーダー」とグーグル・アシスタントを連携させる。イージー・リオーダーはウォルマートのEコマースサイト「ウォルマート・ドット・コム」と店舗での購入履歴データを統合し、頻繁に購入する商品を簡単にリスト化できるサービス。このリストに基づいて、グーグル・アシスタントが商品を推奨する。
グーグル・エクスプレスで購入した商品は、ウォルマートの店頭で受け取ることもできる。
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