【外食売上高】8月は1.7%減、9ヵ月ぶりに前年割れ

2016/09/28 00:00
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 日本フードサービス協会が発表した8月の外食売上高(全店ベース)は、前年同月比1.7%減で、9ヵ月ぶりに前年実績を下回った。前年より休日が1日少なかったことや台風による天候不順の影響が出た。低価格志向が強まってきたことも一部の業態で響いた。

 

 主な業態別では、ファーストフードが0.6%増で9ヵ月連続のプラス。ハンバーガーチェーンなど「洋風」が3.6%増とプラスを維持する一方、牛丼チェーンなどの「和風」(4.7%減)、セルフうどん店などの「麺類」(0.1%減)、「持ち帰り米飯/回転寿司」(4.0%減)はいずれもマイナスとなった。ファミリーレストランは3.8%減で3月ぶりのマイナス。価格訴求力のある業態では堅調なところもみられたが、全体的に振るわなかった。

 

 パブ・居酒屋は11.5%減と2ケタのマイナス。とくに店舗の整理が続く「居酒屋」が14.5%減と落ち込んだ。

 

 ディナーレストランは0.3%減、喫茶は1.3%増とプラスを確保した。

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