フジ、子会社で不適切会計、旅行前払金など約17億円
フジ(松山市)は2月22日、非連結子会社のフジ・トラベル・サービス(同)で約17億円の不適切な会計処理が行われた可能性があると発表した。同日、社内役員3人と弁護士など4人からなる調査委員会を設置、3月下旬をめどに報告書をまとめる。
フジが行った社内調査によると、2005~10年の間、旅行前払金を約13億円過大計上、営業未払金を約3億円過小計上したなどの可能性があるという。
旅行子会社をめぐっては昨年10月、カスミ(茨城県つくば市)も不正会計処理があったことを発表している。