【JCOM】 ショップチャンネルに5割出資、テレビ通販最大手

2016/01/06 00:00
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 ケーブルテレビ(CATV)最大手のジュピターテレコム(JCOM)は、テレビ通販最大手のジュピターショップチャンネル(東京都中央区)に50%出資する。

 

 ショップチャンネルには現在、米投資会社のベインキャピタル・パートナーズと住友商事が50%ずつ出資しているが、ベインキャピタルの保有分を3月末をめどにすべて買い取る。取得価格は非公表。

 

 ショップチャンネルの2015年3月期の業績は売上高が1365億円、純利益が145億円で、創業以来18期連続で増収を続けている。JCOMは全国5大都市圏で約500万世帯にサービスを提供しているが、国内でのCATV事業は頭打ちとなっており、ショップチャンネルを取り込むことで、事業の拡大を図る。

 

 JCOMの株主は住友商事とKDDI。今回、KDDIも住友商事からショップチャンネルの株式の5%を取得し、スマートフォンとテレビ通販の連携に乗り出す。

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