【全国百貨店】 10月の売上高は4.2%増、7ヵ月連続プラス

2015/11/24 00:00
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 日本百貨店協会が発表した10月の全国百貨店売上高は、既存店ベースで前年同月比4.2%増となった。前年比プラスは7ヵ月連続。

 

 昨年10月は2度の台風上陸の影響を受け売上高は2.2%減と苦戦したが、今年は全般的に穏やかな天候が続き、土曜日が1日多かったこともあって高い伸びとなった。今年1月以降では4月(13.7%増)、5月(6.3%増)に次ぐ高さだった。

 

 月初が中国の国慶節だったこともあり、訪日外国人の購買客数が94.1%増、免税売上高が96.0%増と増勢が続いたことも追い風となった。

 

 商品別では衣料品(1.5%増)、身のまわり品(5.5%増)、雑貨(15.5%増)、家庭用品(3.4%増)、食料品(1.6%増)の主要5品目が5ヵ月ぶりにすべて前年実績を上回った。

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