【ラオックス】 1~9月期の営業利益は7.7倍、売上高も倍増

2015/11/16 00:00
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 免税店大手のラオックスが発表した2015年1~9月期の連結営業利益は前年同期に比べて約7.7倍の74億円に拡大した。中国を中心とした訪日外国人客の急増が追い風となり、連結売上高は約2.2倍の725億円となった。

 

 9月だけで「ラオックス大丸神戸店」など7店舗を出店するなど店舗の拡大を急ピッチで進めており、国内の店舗数は計30店舗となった。12月には京都市内で2店舗目となる「ラオックス京都祇園店」の出店を計画するなど今後も積極的な店舗網の拡大を進めていく方針で、首都圏、北海道、大阪、九州・沖縄を中心に早期に50店舗体制を目指す。

 

 中国出店事業は3億円の営業赤字、貿易仲介事業も2億円の営業赤字だったが、好調な国内店舗事業で94億円の営業黒字を稼いで補った。

 

 15年12月期通期の連結業績は、売上高が79.3%増の900億円、営業利益が約5.2倍の90億円と従来予想を据え置いた。

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