【加工食品】 14年の市場規模は微減、節約志向強まる

2015/06/01 00:00
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 富士経済によると2014年の国内加工食品市場の規模は前年比0.1%減の21兆5806億円(メーカー出荷額ベース)となったようだ。

 

 4月の消費増税で販売価格は上昇したが、消費者の節約志向が強まり、市場規模は微減となった。原材料のコストアップや円安進行で商品の値上げが相次いだことも、節約志向を強める結果となった。

 

 そうした中、チョコレートの健康効果がメディアで取り上げられた影響などで菓子類の市場規模は1.4%増となった。

 

 自然解凍タイプの冷凍食品の好調などから調理済食品は0.8%増、低アルコール飲料やワインの好調でアルコール飲料も微増だった。

 

 14年に市場規模の20%以上の増加が見込まれる成長品目は、リキュール類、シリアルフーズ、冷凍水ギョーザ、麦茶(リキッドタイプ)の4品目だった。

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