【全国スーパー】 3月の既存店は8.6%の減収、12ヵ月連続マイナス

2015/04/24 00:00
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 日本チェーンストア協会が発表した3月の全国スーパーの売上高は、既存店ベースで前年同月比8.6%の減少だった。前年割れは12ヵ月連続。

 

 主力の食料品では、加工食品や飲料などの「その他食品」が振るわず2.9%減となったが、生鮮食品と総菜は前年実績を上回った。特に総菜は8.1%増と伸びが顕著だった。

 

 一方、衣料品と住居関連商品は前年の駆け込み需要の反動減が大きく出て、それぞれ13.3%、19.2%のマイナスとなった。

 

 同時に発表した2014年度(14年4月~15年3月)の売上高は12兆9381億円で、全店ベースでは0.1%減、既存店ベースでは2.5%の減少だった。いずれも2年ぶりのマイナスとなった。

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