【小売業販売額】 4月は4.4%減、自動車・家電など反動減目立つ

2014/06/02 00:00
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 経済産業省が発表した4月の商業販売統計(速報値)によると、小売業販売額は前年同月比4.4%減の11兆110億円だった。マイナスは9ヵ月ぶり。

 

 業態別にみると、自動車小売業が10.2%減、家電店を含む機械器具小売業が12.3%減となり、単価の大きい商品を扱う業態ほど駆け込み需要の反動減が大きかった。

 

 飲食料品小売業は1.9%減、医薬品・化粧品小売業は1.3%減で、生活必需品主体の業態は落ち込みが少なかった。

 

 大型小売店の販売額は、既存店ベースで百貨店が10.1%減、スーパーが5.1%減で共に衣料品が2ケタ減と足を引っ張った。

 

 一方、コンビニエンスストアは既存店ベースで0.3%の微減にとどまった。

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