【ロック・フィールド】 新社長に古塚常務が就任、岩田社長は会長兼CEOに

2014/03/06 00:00
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 総菜大手のロック・フィールド(神戸市)は3月4日、古塚孝志常務(49歳)が社長に昇格する人事を内定した。7月29日開催予定の株主総会を経て、正式に就任する。創業者の岩田弘三社長(73歳)は代表権のある会長兼CEO(最高経営責任者)となる。

 

 岩田社長は25歳でレストランを開業、その後、1989年に「神戸コロッケ」の出店を始め、総菜専門店として急成長。「RF1(アール・エフ・ワン)」などを主力業態にロック・フィールドを東証1部上場企業に育て上げた。

 

 古塚氏は大阪電気通信大学を卒業後、1988年にロック・フィールド入社。執行役員静岡ファクトリーマネージャー、取締役生産本部長などを経て2013年7月常務取締役に昇格、生産本部長と香港事業推進室長を兼務している。

 

 なお、同社は同日、14年4月期の連結売上高が前期比0.4%増の490億5000万円、連結営業利益が19.2%減の15億3000万円になりそうだと発表した。従来予想からそれぞれ15億5000万円、9億1300万円の下方修正となる。天候不順で客足が伸びなかったほか、輸入食材の価格高騰などが利益を押し下げた。

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