【ローソン】3~8月期の既存店売上高は0.5%減、タバコ購入客の減少響く
ローソンの2013年3~8月期の既存店売上高は子会社やエリアフランチャイズなどを除く単体ベースで前年同期比0.5%減となった。タバコ購入客の減少が響いた。
野菜の品揃えを強化して女性客が増えたことなどから既存店の客単価は0.1%増となったが、客数が0.6%減った。
ただ、粗利率の低いタバコの販売構成比が下がったことやカウンターコーヒーなど高粗利商品の販売が増えたことで、粗利益率は0.5ポイント改善して30.9%となり、3~8月期の連結営業利益は3.1%増の356億円と上半期としては7年連続で過去最高益を更新した。
コンビニエンスストア大手3社の3~8月期決算が出揃ったが、既存店売上高がプラスとなったのは1.7%増のセブンーイレブン・ジャパンのみで、ローソン、ファミリーマートと明暗が分かれた。