【イオンタウン】 釜石市と立地協定、14年春にSC開業
イオン傘下の商業ディベロッパー、イオンタウン(千葉市)は3月8日、岩手県釜石市と「大規模商業施設の立地及び地域貢献に関する協定」を結んだ。
協定式が行われた釜石市役所で、イオンタウン側は釜石市港町に2014年春、ショッピングセンター(SC)を開業する計画を明らかにした。岩手県への届出によると新設するSCの延床面積は約5万4000平方メートル、店舗面積は約1万9000平方メートルで、イオンスーパーセンター(岩手県盛岡市)が運営するディスカウントストア業態を核店舗とし、地元商業者を含む飲食や物販のテナントが入る。
新設予定地は市の中心部に隣接し、釜石港にも近いため、東日本大震災では津波により壊滅的な被害を受けた。津波対策のためSCの1階を駐車場とし、2~3階を売り場にする。
イオンタウンによれば、SCに開業によって地元を中心に約700人の雇用が生まれる見込み。