【イオン】 カルフールのマレーシア事業を151億円で買収、同国2位に浮上

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 イオンは10月31日、仏カルフールのマレーシア子会社を買収した。カルフールグループが持つ現地法人の全株式を1億4700万ユーロ(約151億円)で取得した。

 カルフール現地法人はマレーシア国内でハイパーマーケット26店舗を運営しており、売上高では同国4位。一方、イオンは総合スーパー25店舗、食品スーパー4店舗を運営しており、売上高は3位となっており、今回の買収でイオンはマレーシア第2位の小売業に浮上する。

 イオンは今後、カルフール現地法人の社名を「イオンビッグマレーシア」に変更、イオンマレーシアと合わせて2020年までに100店舗体制の構築を目指し、出店を加速していく。

 なお、イオンは11月1日付けでマレーシアの首都クアラルンプールでイオングループアセアン本社の営業を開始した。今年3月からは北京市でイオングループ中国本社を稼働させており、日本と合わせた3本社体制が整った。

 

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