【アークス】網走市の篠原商店の子会社化を完了、横山氏が会長就任
食品スーパー大手のアークス(札幌市)は11月9日付けで北海道網走市内で食品スーパーを運営する篠原商店の全株式を取得、完全子会社化した。同日付でアークスの横山清社長が篠原商店の代表取締役会長に就任したほか、道東ラルズの渡辺友則社長が取締役に就いた。篠原商店の社長は引き続き篠原肇氏が務める。
アークスは傘下の道東ラルズ(北見市)がオホーツク地方で13店舗を運営しているが、網走市内には店舗がなかった。篠原商店は網走市内で「ベーシック」の店名で食品スーパー2店舗、酒販店1店舗を運営しており、2010年度の売上高は約51億円となっている。アークスグループ入りしたことで、道東ラルズとの連携を深めつつ商品調達力など営業基盤の強化を図る。