【西友】COOにデイカス氏就任、ファーストリなどに勤務経験
米ウォルマート・ストアーズの会員制卸事業、サムズクラブ部門でSVP(シニア・バイス・プレジデント)兼テクノロジー&エンターテインメント部門GMM(ゼネラル・マーチャンダイズ・マネジャー)を務めていたスティーブ・デイカス氏(49歳)が、4月7日付けで西友の執行役員EVP(エグゼクティブ・バイス・プレジデント)最高執行責任者(COO)に就いた。
COOは最高経営責任者(CEO)の野田享氏に次ぐナンバーツーのポジション。野田氏が今年2月1日付けでCEOに就任して以降は空席になってきた。デイカス氏は西友の直接の親会社であるウォルマート・ジャパン・ホールディングスのCOOも兼務する。
デイカス氏は07年8月に米ウォルマート国際部門のSVPとして入社する以前は、ファーストリテイリングの海外事業部門でSVPを務めていた。また、大学卒業後に入社した大手監査法人クーパース&ライブランドでは提携先の中央監査法人に派遣されたり、ペットフード・スナック菓子メーカーの米マースに勤務時代は日本法人の社長を4年間務めたこともあるなど、豊富な日本経験を持つ。