【小売業販売額】2009年は132兆円で2.3%減、2年ぶりマイナス
経済産業省が2月19日に発表した商業販売動向分析によると、2009年の小売業販売額は132兆3280億円で前年比2.3%減となり、2年ぶりのマイナスだった。エコカー減税やエコポイントの影響で自動車や薄型テレビ、冷蔵庫の販売などが伸びたものの、08年の燃料価格高騰の反動で燃料小売業の販売が減るなどした。
大型小売店(百貨店とスーパー)の販売額は高額商品の不振などで19兆7786億円と前年比マイナス5.6%。2年連続の減少となった。既存店ベースでは7.0%減で18年連続のマイナスだった。
また、コンビニエンスストアは6月までタスポ(たばこ自販機の成人識別カード)導入効果があったことなどから0.5%増の7兆9808億円で、11年連続のプラスだった。