【米小売売上高】前月比0.5％増、前年比では5.3％の伸び

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　米商務省が発表した１月の小売売上高（飲食店を除く、季節調整済み速報値）は前月比で0.5％増、前年同月比では5.3％と大きな伸びを示した。自動車および部品の売上を除くと伸び率は前月比0.6％増、前年同月比では4.6％増だった。

　2009年12月は前月比0.1％減だったので、前月比では11月以来、２ヵ月ぶりのプラスとなった。ただ、前年同月比では12月も6.2％増（自動車・部品を除くと5.1％増）と伸びており、米消費支出は上向きつつある。

　主な業種・業態別で前年同月比の伸びを見てみると、石油価格の上昇を背景にガソリンスタンドが29.0％の大幅増、インターネット通販の好調で無店舗販売も12.4％増と大きな伸びを示した。スーパーマーケットを含む食料品店は1.9％増、ディスカウントストアを含む総合小売店は3.2％増、ドラッグストアを含む健康美容関連店は4.3％増だった。一方、百貨店（0.3％減）、家電店（7.0％減）、家具店（4.4％減）などは前年実績を下回った。