【キャンドゥ】上期の既存店5.2%減、通期業績予想を引き下げ
100円ショップ大手のキャンドゥは7月14日、2010年11月期連結業績予想の下方修正を発表した。第2四半期累計(09年12月~10年5月)の既存店売上高が予想を下回り前年同期比5.2%のマイナスと落ち込んだのが主な要因。客数は増えたものの、客単価の下落が止まらなかった。不況に強いといわれる100円ショップも消費者の節約志向や買い控えの影響は避けられないようだ。
10年11月期通期の売上高は1月発表の前回予想から39億円減の643億円(前期比2.4%増)、営業利益は1億円引き下げて10億円(36.2%増)、純利益も同じく1億円少ない4億円(2.9倍)となりそうだ。
同時に発表した第2四半期累計の連結業績は、50店舗の新規出店(閉鎖は26店舗)があったものの既存店の減収を補えず売上高は1.6%減の318億円となり、営業利益は1.0%減って5億円だった。5月末時点での店舗数は844店舗となった。