【タキヤ】ドラッグとコンビニの複合店舗で、ファストフードの販売開始

2010/03/30 10:42
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 イオン系ドラッグストアのタキヤ(兵庫県尼崎市)は4月2日にオープンするドラッグストアとコンビニエンスストアの複合店舗「タキヤ・ミニストップサテライト奈良駅前店」(奈良市大宮町)で、ドラッグ&コンビニ業態として初めてとなるファストフード商品の取り扱いを開始する。

 

 タキヤは2009年6月の薬事法改正を機に、ミニストップとフランチャイズ(FC)契約を結び、同年8月からドラッグ&コンビニ業態の展開を始めた。今回、3号店目となるタキヤ・ミニストップサテライト奈良駅前店では、ミニストップの看板メニューであるソフトクリームとセルフコーヒーを販売、併せてイートイン(店内飲食)コーナーも設置する。

 

 同店舗の売場面積は約205坪(約676平方メートル)で、そのうち10分の1の20坪(66平方メートル)をコンビニのスペースに当てる。取扱品目数はドラッグストア部分で約1万5000、コンビニ部分で約1500となる。コンビニ部分では酒も販売する。

 

 イオン系のドラッグストアでは、グローウェルホールディングスもミニストップとFC契約を結んでドラッグ&コンビニ業態を展開している。また、09年8月にはローソンとマツモトキヨシホールディングス、同年12月にはサークルKサンクスとココカラファインホールディングスがそれぞれ業務提携を発表し、ドラッグとコンビニを組み合わせた新業態の開発構想を明らかにしている。

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