英消費支出、12月はオミクロンで飲食店など不調 在宅関連は好調

ロイター(ロイター・ジャパン)
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ロンドンの街を歩く人々
昨年12月の英消費支出は、新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大を受けて飲食店やホテルなどでの支出が減少する一方、クリスマス休暇を前に自宅で食事をする人が増え、スーパーマーケットの販売が好調だった。写真はロンドンで昨年12月撮影(2022年 ロイター/Henry Nicholls)

[ロンドン 11日 ロイター] – 昨年12月の英消費支出は、新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大を受けて飲食店やホテルなどでの支出が減少する一方、クリスマス休暇を前に自宅で食事をする人が増え、スーパーマーケットの販売が好調だった。

英銀バークレイズ傘下のバークレイカードが発表した12月の消費支出は、新型コロナウイルス感染前の19年12月と比べ12.2%増加した。ただ、ホテルや飲食店の支出は14.1%減少した。

英小売協会(BRC)が発表した12月の英小売売上高は前年比2.1%増加した。食品売上高は20年12月よりもさらに堅調だった。

バークレイカードの担当者は「新たな変異株により在宅を選択する英国人が増え、対面式の小売店や接客やレジャー関連店舗に影響が出た」と指摘。ただ、家族や友人などと家で過ごす人が増え、食品や生活必需品の支出は堅調だったと説明した。

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