ザ・ビッグ

イオングループのDS型SM、グループ各社で展開

「ザ・ビッグ」は、イオングループが展開するディスカウント型食品スーパー(SM)。元々は、マックスバリュ西日本（MV西日本）の前身の一つで、山口県と広島県を地盤にSMを展開していたみどりが、1989年に開発した業態。その後、イオングループのSM企業の中で、「ザ・ビッグ」業態店が広がり、さらにSM企業の再編により、現在国内の「ザ・ビッグ」業態は、栃木・神奈川・静岡・山梨・長野・岐阜・愛知・三重・滋賀・奈良で「ザ・ビッグ」を運営するイオンビッグの他、MV西日本、イオン九州、MV南東北などのイオングループ各社で約240店舗を展開するに至っている。

なお、「ザ・ビッグ」の派生業態として、都市型の小商圏を対象とした売場面積1,000m2クラスの小型店舗「ザ・ビッグ エクストラ」、「ザ・ビッグ」よりも店舗面積が広く、品揃えを充実させた店舗「ザ・ビッグ エクストラ」も各社で展開している。なお、イオンビッグの店舗数は94店舗（2023年3月現在）。22年2月期の売上高は2141億円。