話題!「Chat GPT」で小売業は何が変わるのか?先行企業はどう使っている?

松岡 由希子 (フリーランスライター)
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ChatGPT

 ChatGPT(チャットジーピーティー)とは、AI技術の研究開発を行う米オープンAI(Open AI)が2022年11月に公開した対話型AIだ。

 GPTは「Generative PretrainedTransformer(生成型事前学習済みトランスフォーマー)」の略称で、主に自然言語処理(NLP)の領域で用いられる深層学習モデル「トランスフォーマー」によってインターネット上の膨大なテキストデータを学習し、あらゆるトピックについて適切な文章を生成する能力を持つ。

 ChatGPTは会話のコンテキスト(文脈)を理解し、人間のように自然な対話ができるため、小売業でも、カスタマーサポートやバーチャルアシスタントなどでの活用が期待されている。

 米食品宅配サービス大手のインスタカート(Instacart)は23年3月、ChatGPT向けプラグインをリリースした。

 ChatGPTの機能とインスタカート独自のAI技術を組み合わせ、インスタカートと提携する食品スーパー(SM)7万5000店以上が取り扱う計150万品目超の商品データを

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記事執筆者

松岡 由希子 / フリーランスライター

米国MBA 取得後、スタートアップの支援や経営戦略の立案などの実務経験を経て、2008年、ジャーナリストに転身。食を取り巻く技術革新や次世代ビジネスの動向をグローバルな視点で追う。

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