生産性向上をねらい、自動つり銭機「Pay Cube」を導入 ~ビューティマルシェ ミンナノ ららぽーと愛知東郷店~
店舗の効率運営は、チェーン店を展開する企業にとり重要な課題だ。人材確保難が続く時代にあっては、その重要性は大きい。ショッピングセンターや食品スーパーを中心に、美容室「デューポイント」を積極出店しているデューアソシエでは、日本コンラックスの新型自動つり銭機「Pay Cube」と連携したセルフレジの導入を開始。生産性の向上を図り、一気に事業拡大をめざす同社の取り組みは、美容業界のみならず多方面から注目を集めそうだ。
デューアソシエは愛知県に本社を構え、美容室「デューポイント」をFC展開する企業である。1988年の創業で、事業範囲は東海を中心に関東、関西、さらに九州エリアにも広がり、現在の店舗数は合計100店舗。美容室のフランチャイザーとしては国内で最大規模を誇る。
立地戦略に特徴があり、ショッピングセンター(SC)のほか、食品スーパー、総合スーパーといった多くの人が日常的に利用する施設、業態に店を構える。価格は手ごろで、多くのファンを獲得している。
あらためて美容業界に目を向けると、経営者の高齢化や人材確保難など大きな転換期を迎えているのが現状だ。さらに、新型コロナ禍の影響でビジネスの先行きが読みづらいこともあり、苦境に立たされる美容室は多い。経営環境は厳しいが、こうした状況をデューアソシエでは事業拡大の好機ととらえている。
美容業界は、古くから続く徒弟制度が今も色濃く残る、いわば職人の世界。人を効率的に育成するシステムが整っておらず、大手資本が参入しにくい特性がある。そのなか同社ではチェーンストア理論を応用した経営手法により、一気に勢力拡大をもくろむ。
同社が掲げるのは、生産性の高い店舗運営を実現する「オートメーション化」。その一環で、導入したのが、日本コンラックスの新型自動つり銭機「Pay Cube」と連携したセルフレジである。数ある製品のなかから、日本コンラックスの「Pay Cube」を採用した理由は何だったのだろうか。
人材確保難、新型コロナ禍による先行きの不透明感など、企業を取り巻く経営環境は厳しさを増している。そのなかチェーン店を展開する事業者にとって、店舗の効率運営、生産性向上は重要な課題である。今回のデューアソシエの取り組みの詳細は、特別レポートで紹介している。同様の問題意識を持つ企業にとり、大いに参考になるはずだ。
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Pay Cubeについてのご紹介はこちらを参照ください。