ファミリーマートは11月10日から、スマートフォン(スマホ)を活用したコンビニ収納サービス「PAYSLE(ペイスル)」の取り扱いを全国の店舗で始めた。東京電力エナジーパートナーズの料金収納から取り扱いを開始し、他の事業者にも順次広げていく。
ペイスルは、NECと三井住友銀行の合弁会社、ブリースコーポレーション(東京都渋谷区)が展開するサービス。紙の払込票に記載されたバーコードを電子化し、利用者に送信。利用者はコンビニ店頭でスマホアプリに電子バーコードを表示して、代金を支払う。公共料金や通信販売の代金などを支払うことができる。
コンビニではミニストップが2017年9月にペイスルの取り扱いを開始。その後、セコマやローソン、セブン-イレブン・ジャパンも取り扱いを始めており、今回のファミリーマートを含めると国内コンビニ店舗の約95%でペイスルの利用が可能となった。
ブリース社によると、「デイリーヤマザキ」を運営する山崎製パンやポプラ、国分グローサーズチェーンなどでもペイスルの取り扱いを検討している。