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サツドラ、サイバーエージェント、AWLと業務提携、デジタルマーケティング強化

サツドラ
提携を通じてOMO(オンラインとオフラインの融合)分析・運用プラットフォームを共同開発し、外部企業に販売する。

 サツドラホールディングス傘下のサッポロドラッグストアーは2月3日、インターネット広告代理店のサイバーエージェントおよびAI(人工知能)カメラ開発のAWL(アウル、東京都千代田区)と業務提携したと発表した。

 3社共同で、オンラインとオフラインを融合したマーケティングプラットフォーム開発に向けた実証実験を行う。サツドラの店舗に設置したAIカメラやIoTデバイスから取得した各種データを販促施策や売り場づくりに活用するほか、デジタルサイネージを利用した店頭広告の配信、デジタル広告を使った店舗への集客強化などの取り組みを進める。

 提携を通じてOMO(オンラインとオフラインの融合)分析・運用プラットフォームを共同開発し、外部企業に販売する。特定メーカーの商品の販売を強化することで、販促費を獲得することも検討する。

 なお、アウルは同日、サイバーエージェントや凸版印刷などを引受先とする第三者割当増資とメガバンクとの当座賃貸契約などにより総額8億1000万円の資金調達を実施すると発表した。