アマゾン、アレクサ搭載のウエアラブル端末発表

ロイター
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9月25日、米アマゾン・ドット・コムは、音声を認識する人工知能(AI)「アレクサ」を搭載したイヤホンやメガネなどのウエアラブル端末を発表した。写真はアマゾンが公開した「Echo Framesエズ」。9月25日、シアトルで撮影(2019年 ロイター/Jeffrey Dastin)

[シアトル 25日 ロイター] – 米アマゾン・ドット・コムは25日、音声を認識する人工知能(AI)「アレクサ」を搭載したイヤホンやメガネなどのウエアラブル端末を発表した。また、アレクサの音声に米俳優のサミュエル・L・ジャクソン氏ら有名人の声を採用すると明らかにした。

ワシントン州シアトル市で開いたイベントでアマゾンは、AIスピーカー製品、エコーシリーズの新たなモデル「Echo Studio(エコー・スタジオ)」や、小型のスピーカー「Echo Flex(エコー・フレックス)」も発表した。

音声AIの適用製品を広げることで、グーグルやアップルと競合する分野でのユーザー拡大を目指す。

さらにAIスピーカーに録音された音声履歴を定期的に自動で消去するサービスも開始する。

ウエアラブル端末「Echo Frames(エコー・フレームズ)」は、ユーザーが歩きながらアレクサとコミュニケーションが取れるメガネ。グーグルが法人向けに開発した「Google Glass」のように画像表示機能は搭載されていない。

ワイヤレスのイヤホン「Echo Buds(エコー・バズ)」には、オーディオメーカーのボーズと協力し、ノイズ除去機能を搭載した。

アマゾンが2014年に最初のエコースピーカーを発表して以来、アレクサを搭載するデバイスの販売数は1億を突破した。

調査会社eMarketerによると、アマゾンの音声スピーカーの市場シェアは競合他社の中で最大となっている。

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