[東京 29日 ロイター] – ローソンは29日、深夜時間帯の無人営業の実験を7月ごろから始めると発表した。フランチャイズ加盟店を含む2店舗で数カ月間にわたり実施する。
深夜営業をめぐっては、最大手セブンーイレブン・ジャパン(東京都千代田区)も深夜帯の営業を取り止める時短営業の実験を始めており、ここにきて人手不足対策に乗り出す動きが広がってきた。
実験店舗は午前0時から午前5時まで無人で営業する。事前に登録した専用アプリでドアを開錠し、店内で買い物ができるようにする。決済はセルフレジなどで行う。たばこ・酒類の免許品やカウンターファーストフーズ、切手類など、店員が必要な商品・サービスは取り扱わない。
当初はトラブルに備え、バックヤードで1人が勤務するが、時期を見て完全無人化に移行する。
(志田義寧)